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「ミス・ワールド」カナダ代表 「恐れずに中国の決勝戦に臨む」

2015年05月31日

【新唐人2015年05月31日】世界最大のミス・コンテスト「ミス・ワールド」のカナダ代表にアナスタシア・リン(Anastasia Lin)さんが選ばれ、12月に中国で開かれる決勝大会に参加することになりました。リンさんの父親が中共国家安全部門から脅迫を受けていることは先日お伝えしましたが、人権活動を行うリンさんに対し、中共当局が今後どのような態度を取るのか、注目されています。

 

アナスタシア・リンさんは、13歳の時に離婚した母親と共にカナダに移住し、25歳の今年、「ミス・ワールド」カナダ代表の栄冠を手にしました。中国の人権侵害を暴露する多くの作品に出演しているリンさんがカナダ代表に選ばれたことに、多くの人が拍手喝采を送りました。

 

全世界情報の自由運動発起人 張新宇さん

「彼女の演技活動からわかるように、彼女は名実ともに民族のエリートです」

 

しかし、結果発表から数日後、リンさんの中国在住の父親が、中共国家安全部門から脅迫を受けているとの情報が伝わりました。

 

全世界情報の自由運動発起人 張新宇さん

「驚きましたが、よく考えてみるとあり得ることです」

 

「全世界情報の自由運動」の発起人、張新宇(ちょうしんう)さんは、人権と信仰の自由のために正義の声を発したリンさんが脅迫を受けていることから、中共の本質が見て取れると話します。

 

全世界情報の自由運動発起人 張新宇さん

「彼女は人権のために、民主化のために、正しいことをしました。この正しいことを誰かが反対するのであれば、反対するほうが邪悪であるということです」

 

「ミス・ワールド」の決勝戦は今年12月に中国海南省の三亜市で開かれますが、リンさんは恐れずに決勝大会に参加すると示しました。カナダのメディアは中共当局がビザを発給しないのではないかと懸念しています。

 

全世界情報の自由運動発起人 張新宇さん

「ビザは多分発給するでしょう。ただ家族を利用してリンさんに圧力を加える可能性があります。でも屈しないとリンさんは言っています。当局がビザを発給しないとどうなるでしょう?かえって世界的なニュースになるでしょう」

 

張さんはまた、中国の人権問題と民主化のために勇敢に声を出す若い世代の誕生に、ほっとしています。

 

全世界情報の自由運動発起人 張新宇さん

「90年代生まれが徐々に成熟しています。人権と民主は普遍的な価値観です。20代、10代の人々が普遍的な価値観を勝ち取るために、引き続き努力すると思います」

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/05/29/a1200124.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

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